胸が大きい女性は、姿勢が良いイメージがありますか？
それとも姿勢が悪いイメージがありますか？
どちらかといえば、姿勢が良いイメージを持っていると思います。
じつは猫背だと、胸を大きくするのが難しくなります。
この記事では、猫背とバストアップの関係について解説します！
姿勢が悪い女性は、ぜひ参考にして下さいね。
猫背の概要
人間の背骨はもともと真っすぐではありません。
S字カーブを描くことで、頭の重さを支えています。
背骨が本来のS字カーブであれば、頭の重さはうまく分散されるようになっています。
ところが猫背の場合、背中が曲がって正しいS字カーブが崩れます。
こうなると首や肩の筋肉が負担を引き受けたり、本来使うべき筋肉が使いにくい状態になります。
この状況が、バストにとって悪影響を与えるのです。
なぜ猫背だとバストが小さくなるのか
バストの土台部分になる大胸筋をうまく使えない
猫背の人は、バストの土台にあたる大胸筋をうまく使うことができません。
大胸筋とはバストの下にある筋肉で、バストを垂れないように持ち上げる働きがあります。
猫背になって背中が丸まっていると、大胸筋は縮んだまま使われないので衰えていきます。
大胸筋が衰えると、バストを持ち上げる力がなくなります。
するとバストは垂れて、本来のサイズより小さく見えるわけです。
血行不良で栄養・女性ホルモンがバストに届きにくい
猫背になると首や肩の筋肉がこり固まります。
筋肉が固まると血行が悪くなり、バストまで栄養が届きにくくなります。
いくら栄養を摂っても、バストまで栄養が届きにくいと意味がありません。
さらに女性ホルモンも届きにくくなります。
バストを大きく成長させるためには、女性ホルモンの働きが不可欠です。
女性ホルモンは乳腺を発達させて、その周りを脂肪で覆うことによってバストを大きくします。
しかし猫背の場合、女性ホルモンの通り道である血管やリンパが圧迫されてしまいます。
すると女性ホルモンがバストまで届きにくくなり、バストアップが難しくなります。
猫背になる原因とは
筋力が不足している
普段ほとんど運動をしない人は、筋力が不足するため猫背になりやすいです。
正しい姿勢を保つためにもある程度筋肉が必要です。
運動は習慣的に行うことをオススメします。
仕事やプライベートでのパソコン作業
パソコン作業など、体の前でする手作業ばかりしている人は猫背になりやすいです。
パソコンの画面をじっと見ようとする時、姿勢は前のめりになって首が前に出る形になりますよね。
さらに同じ姿勢をとり続けるため、筋肉がこり固まります。
デスクワークの方は猫背になりやすいです。
強いストレスや自信の喪失
強いストレスを受け続けたり、激しい叱責を受けて自信を失ったりした場合、
自然とうつむいて背中を丸める姿勢を取りやすくなります。
これは辛くて落ち込んだ時、これ以上目立ちたくないという思いから無意識に取ってしまう姿勢です。
猫背を改善してバストを守る方法とは
パソコン作業する環境を整える
パソコンやデスクで作業するときの、机や椅子の高さは自分にとって使いやすくして下さい。
パソコンのディスプレイの位置も重要です。
特にディスプレイが使いやすい位置よりも下にあると、
のぞきこもうとして猫背になります。
正しい姿勢を取りやすい環境を整えておきましょう。
椅子に座るとき姿勢に注意する
椅子に座っているときに、足を組まないように注意しましょう。
足を組んでいると骨盤が歪み、やがて背骨が歪むため猫背になりやすいです。
背もたれにもたれかかるのも、姿勢が乱れる原因です。
椅子にこしかけるときは、骨盤を立てて腹筋に力を入れるようにして座ります。
そのまま顎を引いて首を伸ばすようにするのが正しい姿勢です。
この姿勢を保てるように気をつけましょう。
立つ時に正しい姿勢をする
立っているときにも正しい姿勢を取れるように注意してみましょう。
正しい姿勢は、壁に背中をつけて立つと確認できます。
正しい姿勢をとれているなら、壁に頭、肩甲骨、おしり、ふくらはぎ、かかとがピタッとつくはずです。
ストレッチや軽い運動をする
パソコンを使う作業をするときは猫背になりやすいので、
たまにストレッチして筋肉をほぐすようにしましょう。
さらに運動不足になると筋力が低下して猫背になりやすいので、
定期的に運動するように心がけてください。
ストレスを解消する
ストレスを受けたり落ち込んでしまったりしたときには、自然と猫背がちになります。
できることならストレス源から遠ざかるのがベストですが、
それができない状況なら自分なりにストレス発散方法を見つけましょう。
まとめ
無意識のうちに猫背は作られます。
そのため少し意識するだけでも、だいぶマシになります。
バストアップしたい女性は、ぜひとも猫背改善に取り組んでくださいね！
