産後・授乳後に胸が垂れる原因とは?ぺったんこに垂れたバストを元に戻すには?

妊娠

 

胸が垂れると一気に老けた見た目になります。

想像以上の変化に驚いている方もいるのでは?

 

そこでこの記事では、産後・授乳後に胸が垂れる原因と、

ぺったんこに垂れたバストを元に戻す方法を解説します!

早めのケアが大事なので、今すぐチェックしてくださいね。

妊娠・出産でバストはどんな変化をするの?

妊娠

妊娠すると“プロラクチン”というホルモンの量が増えます。

プロラクチンは乳腺を発達させて、母乳の分泌を促します。

乳腺が発達すると、乳腺を守るために脂肪がつくので、

妊娠・産後はバストサイズが2カップ程度大きくなります。

 

ツンと上を向いたキレイなバストではなく、

授乳に向いた左右へ大きいバストへの変化です。

 

産後しばらくはプロラクチンが多く分泌されるため、

バストサイズは通常より大きいまま。

 

しかしバストはずっとそのままではありません。

母乳が必要なくなると、元のバストサイズに戻ります。

産後・授乳後に胸が垂れる原因とは

なぜ

大きくなったバストに合わせて皮膚が伸びた

妊娠するとバストサイズはそれまでと比べて2カップ程度変化します。

例えばCカップからEカップへ変化したとすると、

その重さはなんと約530gから約1000gに変わります。

 

約2倍も重さが変わるのですから、その分バストの皮膚も伸びないと対応できません。

ところがバストサイズは、産後・授乳後に約1年で元に戻ります。

皮膚は伸びて、バストサイズは小さくなる…

その結果、皮膚が余って垂れ下がったバストになります。

 

バストサイズが大きくなった時にクーパー靭帯を痛めていた

妊娠してバストが大きくなると、その分重たくなります。

そのためバストを支えている“クーパー靭帯”にも負担がかかりやすいです。

クーパー靭帯とはバストと大胸筋を繋ぐコラーゲン繊維束のことです。

上向きバストを作るに欠かせない存在ですが、傷つきやすく一度切れると元に戻りません。

バストが垂れているなら、クーパー靭帯が伸びたか切れた可能性大です。

 

授乳時に赤ちゃんがバストをひっぱる

赤ちゃんを抱っこして授乳するとき、

どうしてもお母さんから見て赤ちゃんは下の方にいる体勢になりやすいです。

すると乳頭を下の方向に向かって引っ張られる形に。

下に引っ張られる分だけ、バストは垂れやすくなります。

垂れたバストを戻す方法とは

バストの筋トレ

バストの土台である大胸筋の筋トレを行いましょう。

大胸筋を鍛えることで、バストを持ち上げることができます。

簡単に鍛える方法として、

両手を「いただきます」をするように合わせ、そのまま力を入れる方法があります。

 

腕立て伏せにも大胸筋を鍛える効果があります。

ただし産後6~8週間の間は、産前の体調と同じではありません。

無理に動くと産後の回復が遅れます。

体調が元に戻ってから、無理せず行ってください。

 

ブラジャー選び

授乳後はかなり体型が変化しています。

当然バストの大きさも変わるので、ブラジャーのサイズはこまめに測り直しましょう。

ブラジャーのサイズが大きすぎると、バストが中で泳ぐようになります。

きちんとブラジャーで支え切れないため、重力がそのままバストにかかって垂れやすくなります。

 

バストを作るための栄養をとる

バストを作るための栄養を取りましょう。

タンパク質はハリツヤあるバストを作ってくれます。

ビタミンEには抗酸化作用があり、バストの細胞が老化するのを防いでくれます。

大豆製品に含まれるイソフラボンは女性ホルモンと似た働きをしますし、

キャベツに含まれるボロンは女性ホルモンの分泌を促してくれますよ。

まだ授乳が終わっていない場合のバストケア方法!

授乳

まだ授乳が終わっていない場合は、次の2つに注意しましょう。

授乳するときは左右均等に

授乳するとき片方だけに偏ると、そちらのバストばかり引っ張られることに。

左右交互に授乳することで、バストの負担を半分にできますよ。

 

卒乳は自然にゆるやかに

一気に授乳をやめると、バストが急激にしぼんで、皮膚が余ります。

突然授乳をやめるのではなく、ゆるやかに授乳回数を減らすようにしましょう。

まとめ

バストが垂れるのは、ある程度仕方ないことです。

それでもちゃんとケアした場合と、

ケアを怠った場合では、大きな差が生じます。

上記で解説したことを参考に、バストの垂れ対策を行ってくださいね。

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